スネークモータース

第1章 柔よく剛を包む( Frame開発編)

~「美」に隠された確かな操作性 ~

人々の目を惹きつける、ノスタルジックで流麗な佇まいのK-16。
リヤサスペンションを装備しないRigit Frameが、その雰囲気を効果的に演出しています。
しかし、見た目の優雅さを優先させる為だけに、運動性能をスポイルさせてしまっても良いのだろうかという疑問が残ります。
「何故Rigit Frameを採用するのか?」
「このオートバイに乗った時、どんな事を感じて欲しいのか?」
この答えを導き出すために、もう一度サスペンションの役割を見つめ直す事から開発はスタートしていきました。

第1話

【Rigid Frameのサスペンション】
※2019/4/1 配信

1800年代後半に登場する自動車には、馬車の時代から実用化されてきたサスペンションが装備されていました。
一方、自転車に原動機を付けただけの初期のオートバイは、前後共にサスペンションを持たない構造でした。
第一次世界大戦前までには、フロントサスペンションが普遍的に採用されましたが、リヤサスペンションは装備されず、代わりに衝撃吸収用としてサドルにバネが付けられた、Rigit Frame構造の車両が多くありました。
当時のサスペンションの役割は、路面からの衝撃を和らげ「乗り心地を良くする為」であり、多くの荷物や人を搭載して長距離移動を可能にする自動車や馬車と、自転車の延長線上にあるオートバイではその使用用途が違う為、サスペンションの必要性についても差異があったと考えられます。

その後、エンジン性能の向上に伴い、サスペンションの役割にも変化が現れるようになりました。
速度域が上がるにつれて、路面への追従性や車体の姿勢制御といった役割もサスペンションに求められるようになってきたのです。
では、リヤサスペンションを持たない構造のRigit Frameでは、この問題をどのように解決するのでしょうか?

snakemotorsy history
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緻密な計算の基に設が進められた K-16Frame

Rigit Frameのオートバイは、フレームを撓らせることで走行中に発生する様々な負荷を的確に受止め、「フレーム自体がリヤサスペンション」の役割を果たし、しなやかで安定した走行性能を発揮させます。
その為には、緻密に計算されたFrame Workと素材の組み合わせが必要となり、その結果がライダーの思い描くライディングの実現に繋がります。
では、K-16のフレームにはどのような工夫が施されているのでしょうか?

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緻密な計算の基に設が進められた K-16Frame

第2話では、強さとしなやかさを手にしたK-16フレーム開発時の工夫について迫ります。



第2話

第3話

※2019/4/15 配信

第4話